酒の勢いというのは恐ろしく、何が恐ろしいって自分で行動しているはずなのにいつの間にか記憶が飛んでいたり、いつもなら絶対にしない突拍子もない言動を放ってしまったりするところがもう「お前の好きな人ばらすぞ」と脅されることくらい恐ろしく、その恐ろしさは読むと100日寿命が縮まる恐怖新聞のごとくであり、エロサイトを見ていたら突如画面がフリーズして同時に「ご飯できたよ」と母ちゃんが部屋に入ってきたときの絶望感に等しく、はたまたエロ漫画をプリントアウトしていたのがバレて家族会議が開かれたときの僕の弟の心境に通じる何かか介在しているのではないかと推測されるのですが、それもこれも戦後の日本の危機管理意識に問題があるからなのではないかと僕は思うわけです。
話を酔っ払いに戻しますが、今年の夏コミシーズンにひらかれたミステリサイト管理人オフ会にて、しこたま酔った「元」さんが、隣の美女の肩を乱暴に抱き寄せながら「じゃあ来年のコミケは俺たちも参戦するってことで、ガハハ」「まあ、お戯れを」とのたまったことが事の発端となるわけなのですが、しかし良く思い出してみるとその話をしたのはオフの翌日の昼間のスパゲッティ屋で僕が買ってきた「モー娘。同人誌」を眺めながらの発言ではなかったかと思うのですが、いかがなものでしょうか。
ということで、高度経済成長期以後の日本における危機管理意
識問題に鋭くメスを入れるミステリサイト管理人本「ミステリ系音楽会の夕べ」を携え、来年の夏まで待てない我等ミステリサイト陣営は冬のコミックマーケットに風林火山の勢いで出陣することが決定いたしました。
目次を公開いたしますと、
|